DLNAを使ってみた(FUPPES@CentOS5)
マルチポスト元→http://exth.net/~tgbt/wordpress/2009/05/31/2122/
結論から先に書くと,クライアントが無い.
さて.
鯖上のメディアファイル(ため込んだMP3ファイル)が死蔵状態なのが悔しいので,久々にメディアサーバでLAN内配信してみることにした.
以前はicecastだかなんだかを使っていたんだけど,今回は気が向いたのでDLNAサーバ設定をしてみた.再生クライアントはとりあえずXBOX360で.
参考資料はhttp://d.hatena.ne.jp/UDONCHAN/20080914/1221376933とかhttp://dmsolutions.jp/wp/2007/12/01/fuppes-%E3%81%A7-linux-%E3%81%8B%E3%82%89-xbox360-%E3%81%AB%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%9F%E3%83%B3%E3%82%B0/あたり.
以下手順:
- http://fuppes.ulrich-voelkel.de/features/から,実行環境がCentOS5 i386なので対応アーカイブを入手
- ./configure;make;make install
- 非デーモンのfuppes(/usr/local/bin/fuppes)を起動
- コンソールでr enterとv enterを行いライブラリを更新
- q enterで一度終了してみたら,/root/.fuppes以下に設定ファイルが作られていたのを確認.参考資料を参照し,XBOX360に関する部分を有効化
- 再度fuppesを起動
- コンソールに表示されたwebinterfaceにブラウザでアクセスし,Configurationからshared objectsにメディアパスを追加
- XBOX360で音楽ライブラリーを見ると,それらしい名前が出現するはずなので,選択
とりあえずこれでOKっぽい.
途中で一度終了とかめんどくさいことをやっているけど,まぁ動いたから良し.
続いて,デーモンとして動かそうと思うが,デフォルトではポート番号がランダムになってしまって困る.そこで,
- コンソールでq enterして終了
- fuppes.cfgをエディタで開く
- http_portという部分を適当に編集
これでポートが固定される.IP制限とか色々いじれるので,必要に応じていじる.
改めて/usr/local/bin/fuppesdを起動すると,今度はデーモンとして起動してくれる.
(よく見るとwebinterfaceにもIPやポートの設定があった.これを使えば設定ファイルをいじる必要ないかも.)
以上,適当にやったらDLNAサーバが動いた.便利.音楽ファイルと一緒にぶちこんであった動画ファイルも再生できてキモイ.DLNAサーバの中で何が行われているのかちゃんとわかってないけど,CPU使用率も特に上がってない.うれしい.
さて,セキュリティ的なことはノーチェックなので怪しいけど,とりあえずDLNAできました.XBOX360をHDMIモニタにつないで子画面でもいいから表示しておかないと駄目ってのがちょっと馬鹿だけど,まぁ悪くない.
しかし,ここでPCから再生しようとしたら困った.DLNA対応の良いクライアントがない.RDLNA+VLCってのが一つの解らしいけど,ランダム再生とかできない.
うーむ.これでは研究室からリモート再生とかに困るじゃないか.そんなわけで,ちょっと悔しいけどこれはあまり使い物にならない.まぁPCでアニメキャプチャとかしてるなら便利そうだけど…….
ちょっと改めて音楽配信サーバ入れ直すか.DLNAじゃないヤツ.