dvipdfmxのフォント指定関連メモ
マルチポスト元:http://exth.net/~tgbt/wordpress/2012/06/27/4344/
いまさらながらなんとなく見えたのでメモ。結論としては$HOME/texmf掘って設定置け。
- 症状
- dvipdfmxで-fを使ってmapファイルを指定してもフォントを見つけてくれない
- ** WARNING ** >> Please check if kpathsea library can find this font: hoge.ttfとか言われて** ERROR ** がでる
- dvipdfmxで-fを使ってmapファイルを指定してもフォントを見つけてくれない
フォントの集中管理 - ptetex Wiki あたりを見ると「TeX で使う TrueType フォントや OpenType フォントの置場は、 $TEXMF/fonts/truetype や $TEXMF/fonts/opentype に決まっています。 」なんて話があるのだが、流石にTEXMF環境変数をいじってしまうとglyphlist.txtが読めないとかjsigが見つからんとか言われてしまう。(無茶しやがって……)
改めてtexmf.cnfファイル(私のCentOS環境だと/usr/local/teTeX/share/texmf/web2c/texmf.cnf)を見ると
TEXMF = {$TEXMFCONFIG,$TEXMFVAR,$TEXMFHOME,$TEXMFSYSCONFIG,$TEXMFSYSVAR,$TEXMFLOCAL,$TEXMFMAIN,!!$TEXMFDIST}
なんていう行があり、さらに改めて見てみると
TEXMFHOME = $HOME/texmf
という行を発見。あ、texmf掘って関連ファイルを置けば使ってくれるのね。
というわけで、$HOME/texmfディレクトリを作成してmapファイルを置き、$HOME/texmf/fonts/truetypeディレクトリを作成して.ttfファイルを置き、dvipdfmxに-fでmapファイルを指定したら、万事うまくいった模様。
こんな簡単な事だったのか……!
さて、このCentOS環境以外にMacOSX(Lion)環境とFreeBSD8.x環境も使っているのだが、環境が変わっても同じようにうまくいきますように……。