WindowServer2008でマルチユーザCUDA?
マルチポスト元→http://exth.net/~tgbt/wordpress/2009/08/11/2430/
WindowsServer(2008)はマルチユーザ、複数人で同時使用可能なWindows、こいつにTeslaをさせば、複数人で共有できるんじゃねえ?
そう考えていた時期が、私にもありました。
確かにServer2008にVistaのドライバをぶち込んだらCUDAは動きました。
さて問題はマルチユーザ。WindowsServer2008のマルチユーザはリモートデスクトップで成立している。複数人で同時にリモートデスクトップする。
しかし、TeslaをたたくにはNVIDIAのドライバが必要。現状のWindows向けNVIDIAドライバはグラフィックスと一体化状態。リモートデスクトップを使うとディスプレイドライバは専用のモノが使われる。NVIDIAのドライバが読み込まれない。
うん、駄目だこれ。
モノは試しとばかりにVNCも試してみたけど、やっぱり駄目だった。ユーザがログインした状態で放置しておいてVNC接続をすれば、確かにリモートでCUDAがたたける。でもログアウト(ユーザの切り替え)をしちゃうと使えない。
#ちなみにこの症状はXPやVistaでも同じはず。
んー、複数のWindowsユーザがTeslaを共有できればいろいろと便利な気がするんだけど、ちょっと難しいなあ。
ちなみに、いわゆるバッチキューシステムみたいなのを構築しちゃえばなんとかなるのはほぼ自明。バッチ処理するユーザが常にログインしてNVIDIAのドライバを読み込んでおけば良い。用途によってはもちろんそれでいいんだろうなぁ。