HDDベンチマーク

マルチポスト元→http://exth.net/~tgbt/wordpress/2010/04/09/3022/


昨夜の追試。つい気になってしまったので。今回はあまり負荷がかかっていない状態で測定した。
#まぁベンチマークなんて実際のシナリオとの乖離とかの方が問題なわけで、こんなテストが役に立つかわからんけどね。しかもCrystalDiskMarkって帯域重視だったりするんじゃなかろうか?VM使うならむしろレイテンシ重要だよね???








上段:左から右へ
ローカルHDD、FreeNAS上のnfs領域に対してESXiで作成したVMのディスクをsambaで公開したもの、ESXiのローカルディスク上にESXiで作成したVMのディスクを(ry

中段:左から右へ
FreeNAS上のiSCSI領域に対して(ry、FreeNAS上のsamba領域をWin7で叩いたもの(UFS)、FreeNAS上のiSCSI領域をWin7で叩いたもの(NTFS

下段:左から右へ
ESXi上のFreeBSD上のsamba領域1、同じく2


下段は絶賛稼働中のFreeBSD7(x86)、上段中段のVMはほぼ素のDebian5(x64)。
まーESXi側の構成の都合とかもいろいろあるだろうけど、とりあえず傾向がとても良く……

……わからん。


大きなサイズのRead性能をみると、iSCSIが馬鹿っぱやい。次いでnfs、ESXi上のLinuxとローカル、FreeBSDの順。FreeBSDが遅いのはネットブックFreeBSDに少しアクセスしていた影響もなきにしもあらず?
つーか、iSCSIの90MB/sオーバーって、それ700Mbps超えてんじゃねーか。ML115NICってジャンボフレーム非対応だぞこのヤロー。
小さなReadはローカルとESXi直とFreeBSDが遅いな。そしてiSCSIがコンスタントに速い。
Writeは、NFS上のVMがとても遅い。ESXi直が大きめランダムで速い。sambaのシーケンシャルが速い。


うーむ。

ファイルのバックアップに使うNAS的に考えるとシーケンシャルなR/Wが高速なsambaやiSCSIの利用が良くて、細かいアクセスが結構ありそうなweb鯖のデータストレージ的にはESXi直VMiSCSIか?


わかっちゃいたことなんだけど、最大でiSCSI上にESXiのパーティション?が作られて、さらに仮想ディスクが作られて、それをsamba、とかいう厚い構成。性能影響要因がディスク、FreeNAS、NIC、LANケーブルおよびハブ、マウントするOS、公開する方法、読み書きするクライアントの性能、と厚い構成。まともに性能評価できるか馬鹿野郎。


ちなみにESXi直、iSCSI上、nfs上それぞれのVMでbonnie++動かしてみたけど、なんかシーケンシャルOutputはESXi>iSCSI>nfsな値が見えた。シーケンシャルInputはESXi直=nfs>iSCSI、ランダムシークはnfs=iSCSI>>ESXi直。
やっぱり意味がわからん。


今更なんだけど、iSCSIって結局SCSIonLANなわけで、共有ディスクとはちょっと概念違うんだよねぇ。
仮想PCそのものはESXiの手元に置いて、ファイルをFreeNASのsamba/nfsに置くとかが妥当な線なのかもなあ……という感じ。VMそのものは安定させちゃえばそんなにいじる必要なくなるから、ESXi側はストライピングとか楽しいかも。夢が広がりんぐ。むしろ夢しか広がらなイング。


さて、冗談抜きでファイルサーバー構築どうやるかなー。
今のシングルHDD運用は流石にそろそろ自重したいぞ。定期的?にFreeNAS上のシングルHDDストレージにバックアップしてるけどさ。
はやくAtomD510あたりにHDDドカドカ積んでNASにしたいでござる!