ubuntuに手を出し始めた

マルチポスト元→http://exth.net/~tgbt/wordpress/2009/05/17/2059/


導入してはまったことや思ったことを適当に書いておくことにする.
関連記事:http://exth.net/~tgbt/wordpress/2009/05/15/2051/


普段私はCentOSを使用している.理由は簡単で,RHELとの互換性が高いから.RHELとの互換性を重視するのは,学術研究系のプログラムがRHEL(RedHatEnterpriseLinuxというよりはむしろRedHatLinuxか)系で作られていることが多い(多かった),っぽいから.あと初期のCUDAの対応OSの都合.
一方で困るのが,CentOSはソフトウェアパッケージとかの対応がちょっと遅いということ.


最近LinuxMagagineだかなんだかで「LXDEっていう軽量デスクトップ環境が登場したよ−」,って記事を読んだ.
GNOMEは結構メモリを喰うのが(主に気分的に)嫌だし(メニューやタスクバーのカスタマイズもちょっと不満.調査不足かもしれないけどさ.),WindowMakerは好きなんだけどアクティブなウィンドウの選択がアイコンなのが(主に画面スペース的に)ちょっと使いにくい.XFCEは4.4だといい感じだけど4.2だとカスタマイズ性が足りない気がする.(CentOS4系のyumにあるXFCEは4.2.バージョンアップさせるにはかなり色々更新しないといけないっぽい.)Fluxboxがなにげに良い気がしているところ.(RAIDドライバの都合でCentOS4系を使っているML115鯖ではFluxbox上でrdesktopを使って作業してる.)
というわけでLXDEを使ってみようと思ったんだけど,CentOS5.xのyumには存在しない.野良ビルドしようと思ったらgtk+だかなんだかを更新する必要があってだるくて嫌になった.


というわけで,先進的な(?)ソフトウェアで遊ぶにはCentOSは適していないなあという結論に至った.
そんな理由でubuntuに手を出し始めた.


公式?日本語サイトからisoを拾おうとしたら,vmwareの構築済VMがあった.これは便利だなあと喜んで起動したが,LXDEらしきものが見あたらない.aptにも無い.おかしいなと思ったら,ubuntuのバージョンが8.04…….ちと古い.更新はGUIから簡単にできるようなのでやってみた.とりあえず8.10.ネットワークがつながらなくなった.意味がわからない.カーネルの更新でNICの認識がこけるという事例は報告されていたが,適当にいじっても解決せず.
だるいので9.04-desktopのisoを拾い直してインストール.ようやくLXDE環境が利用可能になった.
ubuntuのインストールはかなり簡単で,特に困ることはなかった気がする.
構築済VMは便利だと思うんだけど……インストールの手間が省けるってのはもちろんとして,ある意味デフォルト設定をばらまけるので環境依存度を下げられてサポートとかしやすいよね多分.それなんて仮想クラスタ・仮想グリッド?……便利だと思うんだけど,古いのを拾っちゃってうぼあしたのは勿体ない.


ubuntu導入後,vmware-toolsを導入するのにちょっとひかっかった.
VMware Workstation 6.5.2ではメニューからVMware Toolsのインストールを選び,マウントしたCDからtar.gzファイルをコピー,展開してインストールスクリプトを実行したらOKだった.
一方VMware Server Console 1.0.9ではスクリプト実行中にコンパイルエラーが発生.直す方法がよくわからない.色々いじくってわかったんだけど,アンインストールスクリプトVMware Toolsを完全に消してからaptでopen-vm-tools/open-vm-toolboxを入れたらうまくいった.
あとは高解像度でAutofit Guest/Fit Guest Nowを使おうとしてちょっと躓いた.VMware Tools導入が必要ってのは当然として,高解像度の設定が入っていないと駄目?gtfでModelineを生成してxorg.confに適当にマージしたら解決した.(資料:http://d.hatena.ne.jp/osakanas/20061101/p1
これで先日悩んだWorkspaceも解決かな!


LXDEはまぁちょっと触った感じでは良さそう?サクサク動くという意味で.システムのカスタマイズ方法とかは良くわかってないけど,まぁしばらくは作業用の道具としてubuntuを使ってみようと思う.サーバはCentOSでいいや.